2019-05-09 第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
先ほど御指摘のありました超過利益返納条項付契約については、議員の御指摘のとおりの点がございます。ちょっと付言させていただきます。 こうした契約については、企業の努力によるコスト低減がなされた場合でもその超過利益は国へ返すということになるため、企業のコスト削減の意欲は働きにくいという指摘を実は受けております。
先ほど御指摘のありました超過利益返納条項付契約については、議員の御指摘のとおりの点がございます。ちょっと付言させていただきます。 こうした契約については、企業の努力によるコスト低減がなされた場合でもその超過利益は国へ返すということになるため、企業のコスト削減の意欲は働きにくいという指摘を実は受けております。
御指摘の超過利益返納条項付契約と申しますのは、契約履行の結果として発生した実績額が当初支払った契約金額を下回った場合には、その差額分を超過利益として国に返納させるということを条件とした契約でございます。これは、言わば企業が契約当初に比べてコストダウンして超過利益が生じた場合はそれを返してもらうというような仕組み、契約のことを申しております。
○中西哲君 続いて、前回質問し残した分なんですが、契約方式で超過利益返納条項付契約というのがありますが、この契約方法はどういうものでしょうか。
後ほど質問で触れますが、超過利益返納条項付契約などのように、装備庁等は企業が利益を上げるのは悪とでもいうような風潮があるのではないかと危惧しております。その背景には、建設業界の談合事件の反省や防衛産業の不祥事事件の反省があるのではないかと思いますが、私は行き過ぎではないかというふうに感じております。 防衛省・自衛隊は、我が国の安全保障を支えているという崇高な誇りを持っていると思います。
ただいま先生から御指摘ございましたような超過利益返納条項つき契約でございますが、これにつきましては、片務的な契約ではないかというような指摘をこれまでも受けてまいったところでございます。
確定契約には一般確定契約と超過利益返納条項付契約というのがございます。 一方で、準確定契約というのには中途確定条項付契約というのがございます。